【例大祭】置石神輿渡御〜神輿愛で広がる、温かい人の繋がり

9月11日の投稿で少し紹介した、例大祭と同じ日程で開催される、置石町祭礼。
祭礼のメインイベントとも言える『大人神輿渡御』は、鎌倉やしろのある段葛とその周辺の定められたルートを、毎年9月15日の18時から渡御(とぎょ)します。

今年、例大祭の期間はお天気が不安定でした。時折、ざぁっと降ってはまたやんでを繰り返す、ぐずついたお天気。

15日の当日もポツポツと降り出しましたが、最後までどしゃ降りにならなかったのは、皆の願いが通じたからかもしれません。

18時のスタートを前に、特別な神事への高揚感、そして置石神輿渡御に実際に参加する人と見物客の熱気に包まれます。そのためか、いつも見慣れた夕刻の風景も、より一層特別なものに感じられます。

太鼓橋前から出発する渡御のルートには、毎年のことなので自然と足が動くほど馴染んでいます。しかし、準備から当日の手配まで、大切な神事を成功させるために動いてくださる、たくさんの方々の姿を見るにつけ、私自身も同じ目的に向かって歩みを進めていることに、新鮮な緊張感を覚えます。

鎌倉市内のお神輿同好会の方々は、毎年このひと時を心待ちにし、横浜や川崎、埼玉などからも、参加してくださっています。

置石神輿同好会のメンバーは、参加してくださった方々に気持ちよく楽しんでもらうため、お神輿のルートを確保しながら巧みに誘導し、時に一緒に神輿を担ぎ、掛け声をかけ、盛り上げます。

皆、同じ目的に向かって動いています。
同じ意識で結ばれているので、動きに無駄がありません。

その場にいる人々が、真剣に一緒に汗を流し、そして笑い合います。
誰もが自分と同じように楽しんでいる!
この何ともいえない一体感、神輿愛による、皆の強いつながりを、ひしひしと感じます。

ルートには、数箇所の御旅所(おたびしょ)があります。
神様が休憩する場所という意味ですが、担ぎ手にとっては水分を摂る休憩ポイントにもなっています。

鎌倉銘菓『鳩サブレー』で有名な豊島屋さんも、休憩ポイントとして、毎年、社長をはじめ社員の方たちが、私たち担ぎ手を労うために、飲み物やお饅頭、冷やし汁粉などを準備してくださいます。

担ぎ続けて、少々疲れたところ。甘いものが、体に染み渡ります。

休憩ポイントをすぎても、行程はまだまだ長く、かなりきつくもありますが、その分、「やりきった!」という充実感はひとしおです。

年々参加する方も増え、新しく参加してくださった方にも、ずっと参加してくださっている常連の方々にも、今年も共に楽しんでもらうことができました。
一緒にお神輿を担いでくださった方々に、改めて感謝です。

そして、こうやって多くの方々との、分け隔てのない横のつながりを強め、楽しく渡御するため、サポートしてくださった商店会、自治会の方々にも、心から感謝いたします。

この大人神輿を毎年楽しみに、設営から片付けまで奔走してくださった運営スタッフにも、本当に感謝です。
こうした方々が頑張ってくださるからこそ、安全に渡御を行うことができるのです。

さて、年間の大きな行事が、また一つ終わりました。

例大祭が終わると、本格的に夏が終わった感じがします。

さあ、秋冬シーズンの到来です。渡御に参加し、たくさんの方々から力をもらいましたので、また心新たに、素敵な商品を紹介してまいります。ご期待くださいね。

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