再会と出会い。5年ぶりのギフト・ショーで:東京ビッグサイト

今回は、東京にイベントの視察として、『第102回東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2026』と、同時開催の『第20回LIFE×DESIGN秋2026』に足を運んできました。

有明の東京ビッグサイト。クラフトショーやハンドメイド市など、ここには近年、何度も訪れているのですが、このイベントには5年ぶりの訪問です。

仕入れのためのマーケティングはとても重要です。鎌倉やしろのお客様に喜んでいただけるような商品を探すため、バッグメーカーや雑貨などもチェックはもちろん行いますが、今のトレンドを掴むため、また新しい商品、販売方法などのヒントを得るためにも、とても良い機会です。

多くの出展があるイベントでは、一見私たちのお店とは関係ないように思えるものでも、幅広い角度からビジネスの広がりを考え、そして新しい作家や取引先と、繋がる機会を得られる場でもあります。

もちろん、現在お取引のあるメーカーへのご挨拶は最優先に!

大阪でお邪魔したバッグメーカーが今回出展しているので、真っ先にご挨拶に伺いました。

以前の記事でご紹介した、ゴブラン生地のバッグを製造されているメーカーです。

お父様は職人魂に溢れた方で、時間を惜しんで制作に打ち込まれています。そしてそのご子息である兄弟が、しっかりと会社を支えられています。

鎌倉やしろとの取引は、弟さんが担当してくださっています!

会場内は基本的に撮影禁止ですが、こちらの写真はメーカーさんにきちんと承諾を得て、撮影をさせていただきました。

とても素敵なバッグですよね!

9月中下旬のシルバーウィーク前には、こちらのメーカーのゴブラン生地のバッグが、多数入荷する予定です。楽しみにお待ちくださいね。(私もとても楽しみです!)

今回は、新しい出会いもありました😊!

何やら気になる、ひときわ目立つブース。

こちらもメーカーさんにしっかり許可をいただき、撮影させていただきました。展示方法にもセンスを感じます。

そこには、ひときわ目を引く、おしゃれでモダンなバッグが。

ブラックの外生地から、中生地の赤がチラリと主張してきます。

大きなファスナーから覗く赤が、なんとも鮮やか。この見た目からは想像できない軽さです。

持ってみてさらに驚いたのが、その軽さ。

とても丁寧な仕上げなので、しっかりとした見た目から予想していた重さとのギャップに、またもやびっくりしてしまいます。

展示会が11月にあるそうなので、必ず伺うことを約束しました。

今回も、新しい出会いに恵まれました。
また新しい商品が、鎌倉やしろに届く日も、どうやらそれほど遠くはないようです🤭。

見本市の巨大な空間を歩いて、一つ一つの出展を見ていると、この空間の中には、いろいろなアイデアや、ヒントが溢れています。
そして、丁寧に見逃さないようにチェックしていくと、思わぬ形での出会いや、つながりの可能性もまた、感じられます。

商品を制作するメーカーとしての想い、企画した人たちの想い、そして、作り手である作家の想い。

そんな一つ一つの想いを、商品と共にお客様へお届けする橋渡し。

その役割は、これからも変わらず続けていきたいと思っています。

鎌倉やしろにはこれからも、作者が紡ぎ始めたストーリーを、更に繋げていきたくなるような商品が入荷します!

ぜひ楽しみにしていてくださいね。

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【鎌倉やしろの新しい器】京都での出会い|1年越しの約束

出会いは、一年前の京都の陶器市。

どうしても気になって、ブースの前を何度も行ったり来たり。

素敵な器。

何度見てもその印象は消えなくて、気づけば、作家に声をかけ、名刺を渡していた。

京都で作陶を続けられている、陶芸家・北側雄一氏の作品には、なぜかとても惹きつけられる魅力がある。たくさんの器が並ぶ陶器市の中で、鮮やかな色や豪華な装飾があるわけではないのに、なぜか視界に入ってきて、振り返ってまた見つめて、触れてみたくなるような器。

「ああ、この器なら、このお料理に使いたいな」と思うと、その思いが正解だと確信できるように、作品が静かに、優しくうなずいてくれるような、不思議な安心感に包まれる。

魅力のある作品には、当然、需要もある。

北側氏の作品はやはり人気があり、声をかけた時には、すでにスケジュールが詰まっていた。それでもぜひにとお願いして……。

鎌倉やしろにやってくるまで、1年待ちました。

届いた作品を早速荷解きします。これが一番ワクワクする瞬間!

一つ一つ、丁寧に取り出していきます。

待った甲斐があったなと、嬉しいため息が出てしまいます。

しっとりとした、生地の風合い。シンプルでありながら、手作業を感じる釉薬の溜まりや流れが、一つ一つの器に、それぞれ深みのある表情を与えています。

両手で包み込みたくなるような温かさ。実際に手に取ってみると、驚くほど手に馴染むので、なんだかホッとしてしまう。

取り出して、店内に陳列する段階になると、商品のディスプレイ越しに外からどう見えるか、逆に店内での採光によってどう見えるかなども気にしながら、配置を進めます。

使う人のこと、そして料理を盛り付けたときのことを第一に考えて制作されているという器は、丁寧に成形され、釉薬も独自に調合されているそう。

それだけに、店頭での配置を考えていると、この器たちがやがてお店や家庭に渡り、盛り付けたお料理が美しく映える様子や、この器を選んで使う人たち、そして盛り付けられた料理を囲んで喜ぶ人たちの姿まで、自然に思い浮かんできます。

素敵な作品の背景にある、作家の想い。大切に、お客様にお届けしてまいります。

今回、鎌倉やしろに初めて仲間入りした器たちへのお客様からの反応は、とても良好です。陳列後のInstagram掲載をご覧になって、早速ご来店いただき、ご購入くださったお客様も。

京都から鎌倉への旅を経て、休む間もなく動き出した作品たち。興味が湧いたら、お早めに見に来てくださいね。

鎌倉やしろでのこれからが、楽しみな器です!

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京都でも大人気!九谷焼作家・川合孝知氏個展へ〜京都訪問①

真夏の京都。額に汗してでも、足を運ぶ価値ある展示へ。

九谷焼作家・川合孝知氏の個展に、行ってまいりました!

今年の4月に鎌倉やしろで開催させていただいた、川合氏の個展は、大変ご盛況をいただきました。つい数ヶ月前の出来事です。

今回の個展は、京都の平安神宮前で開催されるとのこと。急遽決まった京都行きでしたが、どうしても外せない予定として旅程に組み込み、平安神宮へ向かいました。

この暑さにも関わらず、朝からどこに行っても、目にするのはたくさんの観光客の姿。夏休みの観光ハイシーズンだからかしら?と思いましたが、これでも祇園祭の後なので、少ない方だとか。

時折通る風は心地よいけれど、汗は額どころか、歩くたびにタラタラと流れ落ちるほど。さらに、突然の雷雨が。これもまた、夏の風物詩だわと、気丈に先を急ぎます。

会場に到着。店先では、お店のご主人が外回りをお掃除、水打ちされているところでしたので、ご挨拶して店内に入ります。

様々な陶器がディスプレイされた店内、外の喧騒と暑さが一瞬にして遠のきます。

さて、川合氏の作品はどこに?

今回の最大の目的、川合氏の作品は、店内中央に、まるでステージに上がった主役のように展示されていました。アンティークなペンダントライトが、優しく作品を照らしています。

やっと出会えたクジラ柄の作品たち。

この個展は、7月25日からスタートしてるので、すでに多くの作品がお嫁入りしていました。でもこれは想定内のこと。そう、素敵な作品だからこそ、毎日一緒に過ごしたいと思われる方々がたくさんいるということ。

大好きなクジラ柄の作品は、見ることができました。見ているだけでワクワクする、ストーリー性のある作品です。

クジラの部分をアップにしてみました。近くにはユーモラスな表情のカモメも!

なぜだろう?

なぜ、いつも川合氏の器を手に取ると、嬉しくて、元気が出てくるんだろう。

繊細な絵付けのテクニック。美しい陶器の表面に繰り広げられるストーリー。可愛い隠れキャラを探すのも、毎回新作に出会う楽しさの一つ。確かな技術の上に息づくユーモアのセンス。
そのテクニックと作家性は、まさに川合氏だからこそ生み出せるもの。だからこそ、多くの方が魅了され、展示作品は瞬く間に販売済みになっていくのでしょう。

川合氏は初日だけ在廊され、今回の行程ではお会いできないことも承知していました。しかし、ご本人が不在でも、作品からは十分に川合氏のお人柄や、その言葉が伝わってくるようでした。

天候や人混みに翻弄されながら巡る、夏の京都の街。まるで旧友に再会したような気持ちで、陶器とその中の可愛いキャラクターたちに迎えられました。その温かな世界観が、この旅路を晴れやかに癒してくれました。

九谷焼作家・川合孝知氏の新作、鎌倉やしろでは、来年の夏頃、お迎えをする予定です!

【待望の新入荷!】水引きのアクセサリー✨いよいよ店頭に!

6月初めの投稿で、鎌倉やしろでの販売開始を予告させていただいた、シン・ミズヒキさんの作品が、いよいよ店頭での取り扱いを開始しました。

出会いは、2月に京都で開催されたイベント「ペーパーワンダーランド」。大勢のクラフト作家が出展する中、シン・ミズヒキさんのブースには、カラフルな色合いのピアスやイヤリング、そして繊細なヘアアクセサリーなど、一目で惹きつけられる素敵なデザインのアクセサリーが並び、とても印象的でした。

ここで初めて作家さんに声をかけ、東日本エリアと西日本エリアでそれぞれ活躍している、お二人のユニットだということを知りました。

お二人は、日本の伝統技法である水引を、普段使いしやすいモダンなデザインのアクセサリーへと展開。和装はもちろん、洋服にも合わせやすい魅力あふれる作品を生み出しています。デザインフェスタやマルシェなどにも積極的に出展されている人気の作家さんです。

京都でお会いしたのは、本当に素晴らしいご縁だったと思います。いつか鎌倉やしろでご紹介したいと思っていた作品たちが、念願叶って、ついにお店へ搬入される日が来ました✨❗️

搬入、そしてディスプレイへの展示。初めて取り扱うアクセサリーだけに、緊張も感慨もひとしおです。

ディスプレイの準備中に、早くも外国からのお客様が、水引の繊細で鮮やかな作品に一目惚れしてくださいました。まだ搬入の途中にもかかわらず、とても喜ばれ、そのままご購入くださいました。

水引の繊細な美しさをモダンにアレンジし、その魅力を最大限に引き出す作品との出会い。作家の思いやこだわりが花開いたような作品は、自信を持っておすすめしたい素晴らしい仕上がりです。

また一つ、新しい出会い。そして新しい感覚の作品を、鎌倉やしろからお客様へお届けいたします。

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【新登場✨】みょうが結び|ぐるぐるが可愛い🌀伝統的な結び方の新感覚アクセサリー

一目見たら忘れられない特徴的な紐の結び。可愛らしさとエレガンスの絶妙なバランス。そしてこの先端の渦巻きぐるぐる🌀!

ハンドメイドアクセサリー作家の『ぐるぐるさん』の作品です。

まさにこの『ぐるぐる』をモチーフにしたアクセサリーで、数多くのマルシェやフリーマーケットに出展され、素敵な作品を発表し続けている人気作家さんです。鎌倉やしろには、ご紹介を通じてご縁をいただきました。

さて、この特徴的な紐の結びですが、『みょうが結び』という伝統的な日本の結びの一つだそうです。どうして「みょうが」なのか、一体どうなっているのかしら?と興味をそそられますよね。

まず思い浮かぶのが、野菜のミョウガ。ミョウガの実の形を模した結び方だそうですが、確かに先が尖った形や、重なり合う様子がよく似ています。その野菜のミョウガという響きが、神仏の加護を意味する「冥加(みょうが)」に通じることから、縁起の良い結び方とされているそうです。

たった一本の紐をきゅっと編み込み、その先端部分から柔らかくなだらかに波紋が広がり、その先にはぐるぐるが。
みょうがと言われると、その立体感からそう見えてきますが、グリーン系なら新緑の葉🌿のようにも、ブルー系ならしずく💧のようにも見えたりして……

小さなアクセサリーですが、不思議と想像力まで刺激されます。

ふんわりしたコットンのワンピースにも、アクティブなジーンズスタイルにも合いそう!色もバラエティ豊かにご用意いただきました🌈✨

身につけていると、いいことが起こりそう。この新しいラインナップを、皆様がどんな表情で手に取ってくださるのか、今からとっても楽しみです!

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【鎌倉やしろオリジナル】手作りレザーバッグ|作家の「作る楽しさ」が伝わる作品

鎌倉やしろのオリジナルレザーバッグ。店頭で見て、購入してくださったり、記憶にとどめてくださっている方も多いかと思います。このレザーバッグは、女性レザー作家が一つひとつ手作業で仕上げています✨

当店だけのオリジナル商品だからこそ、入荷のたびに感じることがあります。作品には、その人らしさや制作への向き合い方が自然と表れるのかもしれない、ということ。

そんな姿勢が、作品から自然と伝わってくるように感じています。もちろん制作工程ひとつひとつにも丁寧さが感じられ、作品の完成度からもその想いが伝わってきます。

私が一番、作家、そして作品に触れたときに嬉しく感じるのは、作家が毎回、「前向きな気持ち」で制作に取り組んでいるというのがわかる時。

作品から伝わってくるのは、“作ることが好き”“制作そのものを楽しんでいる”という空気感。手にして嬉しく感じるのは、それが作品から感じられること。
そんな「うれしさ」で溢れる作品を、お届けしたいと毎回思っています。

では!ここから、うれしさが溢れ出す、人気作品をご紹介します✨

まずはこの大きめリュック。斜めに帽子を被った女性の絵柄。これはもうお馴染みですよね!色はグリーン🟢です。

次はショルダー。持ちやすくてとっても使いやすい。

他にもお財布や、メガネケースなどの小物も人気です。

オリジナル商品を置いているだけに、鎌倉やしろには、このレザー作家の作品のファンも数多く、リピートでご来店いただいています。

女性ファンだけでなく、男性のかたもいらっしゃるんですよ!

定番のリュックや、長財布も、リピートでご購入いただいております❤️

外国のお客様は、気になる商品に関しては、特にその背景に興味を持たれる様子。どんな作家が手がけているのか、どのような工程で出来上がるのかなど、ストーリーに関心を持たれる様で、こちらも拙い英語で、しかし作品への思い入れはたっぷりありますから、熱量高めに説明させていただきます。気持ちはきっと、伝わっていると信じています💪!

作品を手にされ、その日は気にしつつも帰られ「やっぱり忘れられなくて」と戻って来てくださる方もいます。手作りならではの魅力や、日常に残る存在感があるのかもしれません。

そんな、鎌倉やしろオリジナル「忘れられない、ハンドメイドレザーバッグ」。

商品だけでなく、その背景にある制作の楽しさや作家の想いも、あわせてお届けできたら嬉しいです。

ぜひ店頭で、実際に手に取ってご覧ください。

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【新入荷】鎌倉彫のある生活|普段使いに、特別な時に。様々なアイテムをご紹介✨

鎌倉彫は、多くの方がご存知の通り、鎌倉を代表する『伝統工芸品』。立体感のある手彫り、何度も丁寧に塗り重ねられた漆の艶……。お盆や菓子皿を、特別なお祝い事や来客時に取り出し、大切に使われている方も多いかと思います。

でも実は、鎌倉彫の作家、実際に作品を生み出す作り手には、鎌倉彫を『日常生活にどんどん取り入れてほしい』という想いがあるのです。

鎌倉やしろには、『えっ? こんなものも鎌倉彫で作れるの!!』と、私たちスタッフも驚いてしまうようなアイテムが揃っています。

今回は、鎌倉彫の『メガネケース』が入荷しています。

大きさは、およそ95×75×105mm。そのままメガネを入れても、傷つきにくい親切設計。二つ収納できます。

テレビを観る時、新聞や本を読む時、『あれ? メガネどこに置いたっけ?』なんてこと、よくありますよね。

なんとなく手近な小物入れやお皿、かわいいお菓子の箱などに入れておくと、いつの間にか場所が変わってしまったりして😅

マイメガネの定位置、意外と大事です。でも、ここ!という場所が今ひとつ決まらないことも。

鎌倉彫のメガネケース、この存在感はなかなか得難いものがあります。

重厚でありながら、シンプルな彫とデザイン。落ち着いた風合いはインテリアにも自然に馴染みます。これなら定位置、確実に確保できます👍

可愛らしい小箱も入荷しています。

こちらの小箱も、日常使いにぴったり。

アクセサリーや大切な小物、毎日使うお気に入りのものをそっとしまっておく場所に。手元に置いて使うほど、鎌倉彫ならではの存在感や味わいを楽しめます。大切な人へのプレゼントにもいいですね!

写真だと大きく見えますが、外箱の大きさは、およそ115×100×45mm。内寸はそこから10mm前後マイナスした感じなので、例えると……定期入れがすっぽり入るような大きさです。

メガネケースもそうですが、箱物は生地そのものが貴重。大切なものをきちんとしまう場所を作ってあげることって、改めて大事だなと感じます。

鎌倉彫の漆は、使い込むほどに美しい艶が増し、まるで使い手が大切にしていることに応えるように、味わいが深まっていきます。

『漆ってお手入れが難しいのでは?』と、それだけで手元に置くことを諦めているなら、まずはメガネケースや小箱のように、濡れたり電子レンジに入れたりする必要のない💦、でも毎日自然と手が届く場所で使えるアイテムから始めてみませんか?

気になることがあれば、スタッフに気軽にお声がけくださいね。

鎌倉やしろで、お待ちしております。

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【鎌倉七宝】青い鳥のブローチ|幸せのブルーグリーン🩵釉薬の”青”…透き通る空を駆ける鳥・深海のブルー

鎌倉七宝✨〜鎌倉やしろに何度か足をお運びいただいた方は、おそらく一度は手にされている、定番のハンドメイドアクセサリー。

店頭に並ぶ作品から、「これ」と思えるアクセサリーを見つけて、気軽に、いつも身につけていただける幸せ。たった一つの小さな作品には、出会った人に幸せを分けてくれる力が、限りなく溢れているように思えてなりません。

この「青い鳥のブローチ」は、私が何気なく口にしたリクエストを、作家さんが忘れずに形にしてくださったものです。

作家との打ち合わせは、気軽なおしゃべりも、季節やお天気の話も、時として次の作品のヒントになることがあります。思いついたことや、お話の中で少し浮かんだイメージを、しっかりと心の中にメモして持ち帰ってくださっています。とても大事な時間です。

工房にアイデアを持ち帰り、そして七宝という手法で表現へと繋げる。
繊細な作業風景を、以前👇🏻工房で直接見せていただきました。

風に乗って飛ぶ鳥のフォルム。初めから形が決まっているわけではなく、四角い銅板から作家がイメージに従って切り出していく。その上に、仕上がりの色をイメージして釉薬を乗せていく。とても手間のかかる作業です。

しかし、今回仕上がってきた作品のブルー。確かに言葉で表現すれば“青”なのだけれど、そのどれもが違う。絶妙な釉薬の配合から生まれる神秘的なブルー。

まるでこれは、そう、深海のイメージ。

深い黒に浮かび上がる、凜としたブルーグリーンを見た瞬間、目が離せなくなる。

そして、オーダーした青い鳥のブローチにも、これに似た優しいブルーグリーンに加えて、煌めくような優しい水色がのぞいている。翼、いや風だろうか、動的なラインの煌めきが、ガラス層の下から優しく主張してくる。

これは作家の一瞬のひらめきを形にしたブローチ。
胸につけて、握り締めたら勇気をもらえそうな、なんともいえない優しく、強い輝き。

どれもまさにこの世に一つしかない、一点もののオリジナル。

言葉にしたものが、ある日本当に形になって届く。この瞬間がたまらなく好き。

一点一点に、作家の力量、作家の想いが詰まっている。素晴らしいものだと、自信を持ってそう言える。これはきっとお客様にも喜んで迎え入れていただけると。

本当に素晴らしいものを、自信を持ってお客様にお届けする。それが私たち、鎌倉やしろの使命です。



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和の伝統美と斬新なデザインの出会い|水引(みずひき)アクセサリー🪢

良い作品との出会いは、本当に貴重です。どんなに作品が美しくても、技術が素晴らしくても、それが鎌倉やしろの店頭に並んだとき、私たちのお客様が喜んでくださる作品であるのか。安定した品質を保ち、長く作品を作り続けてくださる作家なのか。

その場だけでは判断し切れない要素も、もちろんあります。直感やフィーリングに頼るときも。だからこそ、素晴らしい出会いが巡ってきたときは、心から感謝✨しています。

2月に京都で開催されたイベント「ペーパーワンダーランド」。こちらに当日の様子をレポートしています。

全国から集まったペーパークラフト作家やハンドメイド作家が出展する中、ひときわ目を引くブース。それが「シン・ミズヒキ」さんの展示ブースでした。

シン・ミズヒキさんは、水引紐を素材とし、斬新なデザインでさまざまな小物を制作されています。

まず目に留まったのは、水引のヘアアクセサリー。百合の花を、必要なラインだけを残して表現したインパクトのあるデザインです。シンプルで心地よい『間』の呼吸を感じる作品なので、小物使いが難しい和装にも、しっくりと馴染みます。そして、より美しさと潔さを引き立ててくれます。

着物や浴衣を美しくまとっても、ヘアアクセサリーにまで気が回らなかったり、着物にそぐわないのではと、あえて目立たないようにまとめてみたり。

そんな「難しそう」という先入観を払拭してくれそうなクリップ式のアクセサリーは、「面倒でつけられない」という手間のハードルを、まず一つクリアにしてくれます。

とても素敵で、おしゃれでクールなブースで楽しませてくださったシン・ミズヒキさん。実は、お二人の作家によるユニットで、東日本エリアと西日本エリアに分かれて制作されています。

息の合った絶妙なブース演出と、作品の質の高さ。ヘアアクセサリーのほかにも、ピアスやイヤリング、ブローチなど、さまざまなデザインやサイズの小物がたくさん並んでいました。あまりにもバラエティが豊富で、手に取っては迷うことさえ、また楽しく思えてしまう。そんな素敵な経験でした。

水引の結び方には、いろいろな意味や解釈があるといいます。何度あっても嬉しいお祝いごとのためには、簡単にほどいて結びなおすことのできる結び方、もう起こってほしくないことのためには、結び直しが容易ではない結び方をするそうです。

「いつかお声をおかけしよう」

そう考えて1か月。この度、鎌倉やしろにて、6月末から販売開始を予定しています☺️

京都でお二人にお会いしたご縁が、水引のように何度も結ばれ、長く続くご縁となることを願っています。販売開始まであと少し。ぜひご期待ください!

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鎌倉彫伝統工芸士の工房🌸丹念な作業から生み出される、漆の輝き

〜【鎌倉やしろ 作家訪問】鎌倉彫伝統工芸士・栄古堂 佐々木幸夫氏の工房へ〜

鎌倉で店を構えることで、この街だからこその出会いというものに恵まれることがあります。鎌倉の伝統工芸品として真っ先に思い浮かぶものの一つが『鎌倉彫』。

今回は、鎌倉という場所がもたらした”ご縁”から、伝統の技術を継承し、美しい作品を現代に生み出されている佐々木幸夫氏の工房「栄古堂」へお伺いしました。

佐々木氏と、その作品との出会いは、お仕事を通じてお嬢様と知り合ったご縁から。閑静な住宅街の奥に、お父様の工房である栄古堂がありました。

初めての訪問。工房に足を踏み入れると、漆特有の香りと使い込まれた道具類が目に飛び込んできます。普段は立ち入ることのできない神聖な空間に、少し緊張が走ります。

佐々木氏は、70年以上もの間、この地で木と漆に向き合ってこられました。工房では、たくさんの作品を見せていただき、実際の作業も拝見することができました。

これから何度も繰り返されるであろう漆塗りの作業。その繊細さに、思わず感嘆のため息が漏れます。
漆を塗り始めるまでの準備こそが、長く、そして重要。筆や刷毛に微細なゴミがついていないかを丹念に確認し、ようやく刷毛に漆をなじませる作業に移ります。

「この工程を何度も繰り返し、あの艶やかな色が出てくるのだな」と、その細やかな手仕事に目が釘付けになりました。

鎌倉やしろでは、ただいま店内の特別コーナーにて、佐々木幸夫氏の作品をご紹介しております。

800年に及ぶ鎌倉彫の歴史を背負い、確かな技術で新しい命を吹き込む。佐々木氏の作品には、この先も長く共に過ごせるという安心感と、使い続けたいと思わせる魅力が溢れています。

素敵なご縁に感謝しつつ、これからも作品とともに、作家の想いや技術を「鎌倉やしろ」からご紹介してまいります。

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