
真夏の京都。額に汗してでも、足を運ぶ価値ある展示へ。
九谷焼作家・川合孝知氏の個展に、行ってまいりました!
今年の4月に鎌倉やしろで開催させていただいた、川合氏の個展は、大変ご盛況をいただきました。つい数ヶ月前の出来事です。
今回の個展は、京都の平安神宮前で開催されるとのこと。急遽決まった京都行きでしたが、どうしても外せない予定として旅程に組み込み、平安神宮へ向かいました。

この暑さにも関わらず、朝からどこに行っても、目にするのはたくさんの観光客の姿。夏休みの観光ハイシーズンだからかしら?と思いましたが、これでも祇園祭の後なので、少ない方だとか。
時折通る風は心地よいけれど、汗は額どころか、歩くたびにタラタラと流れ落ちるほど。さらに、突然の雷雨が。これもまた、夏の風物詩だわと、気丈に先を急ぎます。

会場に到着。店先では、お店のご主人が外回りをお掃除、水打ちされているところでしたので、ご挨拶して店内に入ります。
様々な陶器がディスプレイされた店内、外の喧騒と暑さが一瞬にして遠のきます。
さて、川合氏の作品はどこに?


今回の最大の目的、川合氏の作品は、店内中央に、まるでステージに上がった主役のように展示されていました。アンティークなペンダントライトが、優しく作品を照らしています。

この個展は、7月25日からスタートしてるので、すでに多くの作品がお嫁入りしていました。でもこれは想定内のこと。そう、素敵な作品だからこそ、毎日一緒に過ごしたいと思われる方々がたくさんいるということ。
大好きなクジラ柄の作品は、見ることができました。見ているだけでワクワクする、ストーリー性のある作品です。

なぜだろう?
なぜ、いつも川合氏の器を手に取ると、嬉しくて、元気が出てくるんだろう。
繊細な絵付けのテクニック。美しい陶器の表面に繰り広げられるストーリー。可愛い隠れキャラを探すのも、毎回新作に出会う楽しさの一つ。確かな技術の上に息づくユーモアのセンス。
そのテクニックと作家性は、まさに川合氏だからこそ生み出せるもの。だからこそ、多くの方が魅了され、展示作品は瞬く間に販売済みになっていくのでしょう。
川合氏は初日だけ在廊され、今回の行程ではお会いできないことも承知していました。しかし、ご本人が不在でも、作品からは十分に川合氏のお人柄や、その言葉が伝わってくるようでした。
天候や人混みに翻弄されながら巡る、夏の京都の街。まるで旧友に再会したような気持ちで、陶器とその中の可愛いキャラクターたちに迎えられました。その温かな世界観が、この旅路を晴れやかに癒してくれました。
九谷焼作家・川合孝知氏の新作、鎌倉やしろでは、来年の夏頃、お迎えをする予定です!
