【鎌倉殿の13人 大河ドラマ館】

2022年の大河ドラマ#鎌倉殿の13人の放送に合わせて3月1日から鶴岡八幡宮境内鶴岡ミュージアムで大河ドラマ館が始まっています。

鎌倉が舞台となる大河ドラマなので、歴史上の人物を振りかえって改めて勉強している方も多いのではないでしょうか。わたくしもその一人。お客様からも大河ドラマの話を振られても困らないように録画したものをせっせと溜めないように観ております。

当主は、歴史上の背景や本を読んでいると決まったルーティンが多いことに気付きます。出陣前の願掛けはもちろん、生活習慣も決まった時間に食事、食べ物はほとんど同じもの、身に着ける場所などこだわりがあったようです。むしろ町人の方が色々な食材を食べて豪華だったそうです。

思い起こせば決まったルーティンを好む人が家族にいました。それが祖父でした。

わたくしの祖父は明治生まれで無口な将棋の名士でした。子どものころは、何も不思議に思いませんでしたが、いつも決まったものしか食べませんでした。しかもちょっと変わったものが好きでした。例えば、梅干しに砂糖をまぶしたものを朝食に一つ。必ず朝はパン食でした。フルーツも大好きで、当時入手も困難だっただろうパパイヤやマンゴーやイチジクも大好きでした。よく母が紀伊国屋で買ってきたのを思い出します。そして決まって朝10時に熱い紅茶を飲み好みました。砂糖一つとレモンの薄切りを切って出すのが私の役目でした。そして、日曜日には、10時から始まるNHK将棋の時間を静かに観ている人でした。
お風呂に入った後も、洗髪した後にしっかりとまた整髪料をつけてきれいに髪を整えていました。
昼寝ももちろん、お布団に横になるときに好んで使用してたのがお茶等が入っている丸い円柱の硬い缶でした。頭が痛くならないの?と聞いても笑ってその答えを言わない人でした。

ここまでの話を鎌倉やしろのスタッフに話すともうそれば武士そのものですと言われて笑って返しましたが、少し経つと案外そうかもしれないなと感じ入れるものがありました。

出かけるときは、いつもスーツかお決まりでした。小町通りにかつてあった「門」という喫茶店で飲むのはホットコーヒー。たしか座っていた場所も奥から二席空けた場所に座っていた記憶があります。外からは、薄暗くちょっと怖そうなイメージでしたが、きっといつもの時間にパトロールして、いつもの席に座ればいつものが出てきたに違いない。

祖父は、当主と言う強いイメージはなく、子どもと動物ぐらいにしかしゃべらない人でしたが、決まったルーティンを通じて世の中をじっくり観察して頭を巡らせていたに違いないと今は思います。新聞は3紙じっくり読んでましたし、ラジオも良く聴いてました。とにかく決まったルーティンが多かったからこそ、差異が良くわかるのかもしれません。

2022年、鎌倉を舞台にした大河ドラマが始まったことで改めて生まれ育った鎌倉に恩返ししていきたいとそう感じる気持ちが自然に強くなってきます。鎌倉にいらっしゃるお客様が満足いく喜んでもらえることはないかと考え馳せます。常にアンテナを張って考えることは無限大です。

さあ、出陣です!


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