先代からのバトン🤝レザー作家の工房へ。鎌倉やしろ開店以来のお付き合い!

〜【鎌倉やしろ 作家訪問】人気作品を生み出し続ける、女性レザー作家〜

今回の作家訪問は、カメラマンと共に行ってまいりました。

鎌倉やしろを訪れたことのある方なら、必ず目にした記憶があるレザー作品。

一体どんな工程で生み出されるのか……
お話も撮影も、いい瞬間を逃さず捉えたい。そんな気持ちでお伺いしました。

工房は、繊細な作業に集中できる場所。
特別な作業道具、そして必要な材料がすぐに取り出せるよう、道具の置き場所がきちんと決まっています。

1日の大半を、ここで作業して過ごすそうです。

鎌倉やしろの作家の中では、いちばんの先輩。
オープン以来、11年のお付き合いです。

作品を依頼する始めのきっかけは、先代社長である私の父に「一点ものにこだわったどこにもないお財布を作りたいけれど、どなたか知ってる人はいない?」と相談し、この作家さんのご連絡先が書かれたメモをもらったことでした。

メモを受け取ったその日の夕方に、早速お店から電話をしました。

電話は無事につながって、快く承諾のお返事。これが今につながっています。あの時、連絡がついて本当によかったと、つくづく思います!

今や鎌倉やしろではお馴染みの、定番商品。

「女性が帽子を被ってる印象的なデザイン」といえば、ピンとくる方も多いのではないでしょうか。
鎌倉やしろ公式オンラインショップでもご紹介しており、とても人気があります。
女性ファンはもちろん、男性ファンもいらっしゃいます。スマートでありながら味わい深い作風が、幅広い層に愛されています。

このブログでも何度かご紹介しておりますが、あの作品の数々がこの工房から生み出されてきたのだと思うと、感動もひとしおです。

革を機械にかけて、厚みを整えます

この機械は、革を薄く漉(す)いて、厚みを揃えます。何十年も大切に使い込まれ、年季が入っています。メンテナンスは、浅草の職人さんにお願いしているそうです。

同じレザークラフト作家でも、この作業は業者に頼む方が多いそう。でも鎌倉やしろのレザー作家さんは、ご自身でやりたいからと、高価な機械をメンテナンスしながら、ずっと使い続けているそうです。
機械や工程の説明をしながら、小気味よく作業される後ろ姿に、この機械と作家さんが共に過ごしてきた時間の深さを感じました。

カットした革に、細工を施していきます。

革に溝を入れるカッターは、セラミック製。これも何十年も使い込まれた道具の一つ。
刻印を打ち込む道具など、工房にはさまざまな道具や素材があり、工程もまた多岐にわたります。

ミシンは革用の工業用ミシン。カーブの縫いでは、緩やかに速度を落としていきます。なんの躊躇いもないプロの手仕事は、見ていてとても気持ちが良く、ミシンのカタカタという音も心地良いリズムを刻みます(この動画のみ、現場の音を生かしています)。

左手の肘や肩は、慢性的な腱鞘炎。でも、

「手先が動くから全く問題ないのよ!」

と笑って話されていました。まさに、革細工のスーパーウーマンです💪!

レザー作家を辞めたいなんて思ったことは、一度もないそう。
だから、いつもエネルギッシュでお元気なんだと、納得してしまいました。

鎌倉やしろでは、11年のお付き合い。その年月よりもさらに長い、作家と革細工との深いつながり。革と道具を迷いなく扱う手元と、そのお話から、積み重ねてこられた時が溢れ出すようでした。

新しい作品の打ち合わせの中では、新作の制作にもワクワクしていると、おっしゃってくださいました。

まもなくそちらも、鎌倉やしろの店頭でご紹介できる予定です。

皆様に作家の想いと作品をお届けできる日が、今から楽しみです。

この工房訪問の続きを、noteに書きました。
帽子をかぶった女性の横顔に、なぜ目を描かないのか。
バッグ1つに数百回打つ刻印、30〜40年研いでいないカッターのこと。
(後半は有料 500円です)
▶ https://note.com/kamakura_yashiro/n/na913d1391b27

鎌倉やしろ公式ホームページ
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